Act Against Anythingの成り立ち

「Act Against Anything」は、「Act Against AIDS『THE VARIETY』」の流れを汲むチャリティプロジェクトです。

『THE VARIETY』はAct Against AIDSの多岐にわたるプロジェクトの一つであり、1993年、岸谷五朗の呼びかけにより、エイズ啓発を目的としたチャリティコンサートとして誕生。以降、2018年までの間に26回のコンサートを寺脇康文とともに開催してきました。

1993年から2005年の主な支援先は、ルーマニアに暮らすHIVポジティブの子供たち。彼らが安心して暮らすことのできる「明日の家」の建設を始め、子供たちの成長に合わせ、その時々に必要な支援を続けてまいりました。

2007年からは、支援先をラオスに変え、ラオスに暮らすHIVと闘う子供と その家族のサポートをスタート。
この頃から、岸谷・寺脇に加え三浦春馬もコンサートに参加し、プロジェクトを力強く牽引していく存在となりました。
“目に見える支援”を目標に、「ラオ・フレンズ小児病院」の建設や、訪問看護のための移動に必要な車の購入など、様々なサポートを続けてまいりました。

そして、これまでの間にエイズという病を取り巻く環境は大きく変化、治療法の進歩により死亡率や発症率が激減するとともに、当初の目的であったエイズ啓発という点でも大きな前進がありました。そのような状況を受け、2018年12月1日、岸谷五朗よりAct Against AIDS『THE VARIETY』は2018年でその役割を終えること、そして2020年からは、貧困、難病、教育問題など多くの困難に立ち向かう子供たちの支援を目的とし、「Act Against Anything」として新たなスタートを切ることを発表いたしました。

HIVと闘う子供たちを長年支えてきたチャリティプロジェクト、Act Against AIDS『THE VARIETY』。
その意志を継ぎ、「Act Against Anything」はあらゆる困難に立ち向かう子供たちとその未来を守る活動を行ってまいります。